天才イニエスタの凄さは逆を突くプレースタイルと華麗なダブルタッチ。

その才能、間違いなく世界トップクラス

アンドレス・イニエスタを語る時によく使われる言葉が「天才」という二文字。

そのサッカーセンスはサッカーを知れば知るほど驚くばかり。
あのブラジルの至宝ロナウジーニョが
「あいつは上手い。あの子。あのイニエスタってやつ」と言い放てば
名将グアルディオラは当時16歳だったイニエスタを見て
「みんな、今日という日をいつか思い出すだろう。アンドレス・イニエスタが初めて俺たちのところへ練習しに来た日として」
と最大級の賛辞で答えた。

一体イニエスタの何が「天才」と呼べる要因なのだろうか?
この記事ではそのプレーのクオリティをあくまで個人的に解明していきたいと思います。
アンドレス・イニエスタ
1984年5月11日生まれ。171㎝68㎏。スペイン国籍。

イニエスタ

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イニエスタと言えば「ダブルタッチ」でしょう

イニエスタの得意技と言えば「ダブルタッチ」ですよね。

サッカーをよくテレビやネットで観戦するという方は一度は見たことがあるのではないでしょうか。

「ダブルタッチ」を知らない方のためにどんな技なのか動画を載せてみますので見てみてください。

動画でもありますが、サイドラインやタッチライン際で特に効力を発揮するこの「ダブルタッチ」

なぜライン際で効力を発揮するかといえば、相手DFの「ライン際に追い込んだぞ」という固定概念を逆に利用しているからです。

自分がDFだったらと考えてみればわかりやすいと思います。

テクニックのある相手の間合いに飛び込まず、仲間と2人でそのテクニシャンをサイドに追い込めた。

「よし、追い込んだ」

もうこの相手は苦し紛れのパスか強引なドリブルぐらいしか選択肢がないだろうと「思い込んでしまう」のです。

だって、相手のすぐ後ろ(場合によっては横)はラインがあるのですから。

数的にも優位で相手にはスペースもない。

さあどうしましょう?

そのまま放っておく?

いやいや、ボール奪っちゃいましょうよ!

テクニシャンからボールを奪うなんてDF冥利に尽きるじゃないですか。

よし!うりゃ!

という具合に「ボールを奪いにいったその瞬間」

イニエスタはダブルタッチで華麗にかわしてしまうのです。

あれ、おかしくないですか?

だってライン際に追い込んだんだからドリブルでかわすスペースなんてなかったじゃないですか。

しかし違うんです。

ボールを奪いにいったその瞬間だけ、ほんの30㎝ぐらいライン際にスペースが空くんですよ。

そう、そのラインギリギリの狭いスペースにボールを素早く運ぶことで相手をかわしてしまうのです。

ボールさえラインを越えなければいいんです。

体はラインを超えてもいいんです

ピッチを最大限に使った技がこの「ダブルタッチ」なのです。

技術的にはそれほど難しくないこの技は、「タイミング」と「シチュエーション」ですべてが決まるのですが、これが本当に難しい。

ドリブルが上手なプレイヤーであってもそれほど頻繁に多用できるような技ではないんです。

だからこそ、お手本のような「ダブルタッチ」を何度も決めてしまうイニエスタは「天才」と呼ばれるのです

ダブルタッチだけじゃない!イニエスタは相手の逆を突く天才

確かにスピードはあるものの、体格的にも身体能力的にも日本人と大差がないイニエスタがなぜバロンドールの最終候補者に選ばれるまでの選手になったかといえば、それは卓越した技術と常に相手の逆を突く状況判断がポイントなのではないかと思います。

技術、状況判断は生まれ持った才能もあるだろうが、カンテラでの教育が大きく影響しているのだろう。
カンテラ出身者は例外なく全員「巧くて状況判断が的確」なのです。

バルセロナのカンテラ出身である久保建英選手もまさに「巧くて状況判断が的確」ですよね

そのイニエスタはカンテラでの教育の他にも「父親に椅子に縛り付けられてボールを扱う練習をしていた」なんていう過激なエピソードがあるほど家でもサッカー漬けの幼少期を過ごしてきたみたいです。

イニエスタの最大の強みである「相手の逆を突く動き」に関しては、カンテラでの状況判断の教育も影響しているかと思いますが、それよりも「生まれ持ったセンス」が大きな要因じゃないかなと個人的には感じています。

シャビのゲームメイクならサッカーの歴史上NO.1「シャビ・エルナンデス」の凄さ!という記事でも書いたのですが、「鬼ごっこしたらイニエスタも最強じゃない?」って思うのです。

相手の逆を突くことがとにかく巧いので、相手がどんなに身体能力がっても、どんなに大きな身長でも逆を突かれたらボールにはさわれないのです。

 シャビも行った脳のテストでイニエスタは、「実行機能」内の「即興性」があり、「これほどの能力を持つのは、割合的には地球上の人口の1%程度」と科学者を驚かせたようです。

 即興で相手が予測できないプレーができるイニエスタだからこそ、「相手の逆を突く」プレーを連発できるのではないでしょうか。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

「天才」と呼ばれる由縁がお分かりいただけたでしょうか?

2017年現在33歳のイニエスタ。
来年に迫るロシアワールドカップでもぜひスタメンで出てほしいと願うサッカーファンは多いはずです。

まだまだこの先何年もその「マジック」を我々に見せてほしいですよね。

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