エンジェルパスを出せる日本人で唯一無二の天才小野伸二の凄さ

日本サッカー界において「小野伸二」という選手は常に一目置かれる存在です。

その実績は日本人選手の中でもトップクラスで、ゴールデンエイジで挑んだFIFAワールドユースで準優勝、中田英寿ら上の世代と融合したFIFAコンフェデレーションズカップ2001では準優勝、当時在籍していたオランダのフェイエノールトでUEFAカップ優勝を達成してアジア年間最優秀選手賞を受賞するなど。FIFA世界大会、UEFAクラブ国際大会のすべてに出場した唯一の日本人選手というとんでもない実績なのです

中田英寿選手、中村俊輔選手、香川真司選手と受け継がれた日本代表10番の系譜。

個人的にも小野伸二選手が日本代表の10番として活躍する姿を見たかったなーと思うのですが、同じような想いを抱いているサッカーファンも多いのではないでしょうか。

小野伸二
1979年9月27日生まれ。175cm76kg。静岡県出身。

小野伸二選手の代名詞「エンジェルパス」「ベルベットパス」

パスを出す相手が右利きなのか左利きなのか、トラップしてからどのようなプレーをしたいのかなど考えたパスは「エンジェルパス」「ベルベットパス」と呼ばれ、あまりに綺麗なそのパスは受け手が感動するほどだと言われています。

そのパスは「メッセージ付きのパス」とも言われていて、華麗なテクニックだけではなく、常に頭の中をフル回転させて試合をゲームメイクしていたことがわかります。
次の展開を瞬時に分析して試合を組み立てるそのゲームメイク能力も魅力の一つなのです。

小野選手は幼少期よく「壁当て(壁打ち)」の練習を一人でしていたそうです。このサイトのシャビ・エルナンデスの記事ゲームメイクならサッカーの歴史上NO.1「シャビ・エルナンデス」の凄さ! でもあったのですが、この「壁当て(壁打ち)」の練習は「トラップの技術とパスの技術」がとてつもなく向上する素晴らしい練習なんです。

シャビの記事でも書いた通り、ただ何も考えずに壁打ちをしてもあまり意味がないんです。(多少は効果あるとは思いますが)

様々な種類のキックを試してみて、いろいろなトラップを試してみる。胸トラップや腿、インサイド、アウトサイド、インフロント、肩など様々な部位でトラップをすることでとてつもなく巧くなれるんです。
これは5歳~12歳のジュニアの子供たちにぜひやってもらいたい練習法ですね。

ただの壁打ちも意識的に考えて練習するだけで全くレベルの違う選手に近づくことができるのです。(もちろん壁打ちだけじゃ足りないけどね)

そんな幼少期の壁打ちで培われた高い技術が小野伸二選手の基盤となっているのではないでしょうか

ゴールデンエイジの旗頭として日本代表を引っ張る存在になる・・・はずだった天才小野伸二

日本代表としてのキャップ数は「56」
ワールドカップに3大会連続出場しており、日本有数のゲームメイカーとしてサッカーファンに愛されている。

しかし

物足りない・・・

小野伸二というとてつもない才能を考えた時、普通に考えれば日本トップレベルのその実績も、物足りなく感じてしまう。

それが小野伸二という選手だ。

小野選手を語るときに必ず話題に出てくる「あの試合のあのプレー」がなければ間違いなく日本サッカーの歴史は変わっていたはずだと思うのです。

そう、シドニー五輪予選のフィリピン戦での悪質なタックルで左膝靭帯断裂の重傷を負ってしまったのだ

この怪我から復帰した後もたびたびケガに見舞われ、その才能を爆発させることはできなかったのです。

もしあのフィリピン戦での怪我がなかったら・・・

中田英寿選手や中村選手よりも日本代表の中心となって、華麗なパスサッカーの王様として世界を驚かせていたのではないかなーと今でも思ったりします。

まとめ

いかがでしたがでしょうか?

その卓越した技術はわたくしたちサッカーファンを魅了し続けていますが、2017年現在小野選手は38歳。

同じくゴールデンエイジの稲本潤一選手や小笠原満男選手、遠藤保仁選手とともに、まだまだJリーグを盛り上げていただきたいなと心から思います。