パワフルモンスター!ワールドカップ男「稲本潤一」の凄さ

ワールドカップの大舞台で輝いたパワフルボランチ

稲本選手といえば2002年日韓ワールドカップベルギー戦とロシア戦で得点を奪ったシーンが有名ですよね。

特にベルギー戦はそのボール奪取能力と積極的な攻撃参加が際立っていました。

あの人差し指を自分に向けて喜ぶゴールパフォーマンスには日本中が酔いしれましたよね。(当時チケットが取れなかったので同じ埼玉県のさいたまスーパーアリーナで行われたパブリックビューイングで大興奮したのを思い出します)

この記事ではそんな「ワールドカップ男」である稲本選手の能力について個人的に解説していきたいと思います。

稲本潤一。
1979年9月18日生まれ。181cm77kg。鹿児島県出身。

ちなみにあのベルギー戦で稲本選手は幻の3点目を決めていたのをご存知でしょうか?下に動画張り付けておきますね。

何度見てもファールじゃないよなーなんて15年経った今も悔しい気持ちになります。

いや、あの試合の稲本選手は凄かった。なにせワールドカップの試合で大暴れしちゃったんですからね。

そのボール奪取能力「日本人最強」

現代サッカーにおいてボランチを筆頭に「アグレッシブなボール奪取能力」の重要性は高まってきていると思います。

現日本代表では山口蛍選手や井手口陽介選手がそれに当てはまる選手ですよね。

しかし、忘れないでください。

日本人で歴代NO,1のボール奪取能力がある選手といえば稲本潤一選手です。

稲本選手を一言でいえば「テクニックもある重戦士」ですかね(反論は認めませんww)

決して小回りが利くタイプではないのですが、もうあれです、ボール保持者から根こそぎ奪っちゃうみたいな、ファールギリギリで相手を倒しながらボールを奪いみたいな、そんな表現が一番合うようなボール奪取を見せてくれるのです。

YouTubeで稲本選手のボール奪取の動画がその昔アップされていて、改めてその動画を見た時に「こいつとんでもねーな」と感じたのを思い出します。(探したんですがその動画はもうなかったです。もう一度見たかったのですが)


181㎝と高さもありながらその思い切りの良さと奪うタイミング、すべてが日本人としては規格外なのです。

ボールを奪った後のダイナミックな攻め上がりは鳥肌が立つぐらいのワクワク感なのです。

稲本選手も「あの怪我がなければ」と悔やまれる選手の一人

「あの怪我がなければ」という選手はたくさんいるが、実は稲本もそんな選手の一人なのだ。

当時、ガンバ大阪からレンタルでイングランドプレミアリーグの「フルハム」で活躍しており、そのフルハムへの完全移籍は間違いないと思われていた。

ファーガソンが指揮していたマンチェスターユナイテッド戦でビューティフルゴールを決めたり、カップ戦でハットトリックを達成したりとキャリアのピークに差し掛かっていた(当時24歳)

日本代表対イングランド代表との試合。その試合も稲本は中盤で何度もボールを奪い、プレミアリーグでもまれているイングランドの選手たちと互角以上の戦いを繰り広げていた。

しかし試合終盤。

稲本選手は相手選手との激しい接触で骨折をしてしまったのだ

その怪我は「左足腓骨骨折」

足がブラブラと折れ曲がるほどの重傷だった。

過去2シーズン、開幕直後の稲本は爆発的な活躍を見せていた。
フルハムのシンボルとなりかけていた稲本にとってサッカー人生を左右する怪我になってしまったのだ。

その後結局怪我が原因でフルハムへの完全移籍は消滅。復帰を果たすも日本代表ではボランチのポジションは福西崇史選手が台頭しており、レギュラーから引きずり落とされてしまったのだ。

当時稲本選手をかなり応援していた管理人からすると、この怪我→福西選手にポジションを奪われるというのが稲本選手のサッカー人生のターニングポイントだったと思うのだ。

福西選手にポジションを奪われてから、明らかに稲本選手のプレーは変わった。

当時の日本代表であるジーコはこのボランチの選手に「安定感」を求めた。
福西選手の危機察知能力や安定感はチームを落ち着かせてくれたので、ジーコ監督も福西選手をファーストチョイスに選んだのだ。

しかし

稲本選手にはそれまでのプレースタイルでいてほしかった。

明らかに稲本選手はその「安定感のある守備重視」のスタイルに変えていってしまったのだ。

結果、稲本選手の最大の武器である「アグレッシブなボール奪取」は影を潜め、平凡なプレーを何年も引きずってしまったのだ。

そう、20代のキャリアのピークを「自身の武器を隠し持ったまま戦ってしまった」のだ。

もしイングランド戦の大怪我がなければ、同じく大怪我で才能を完全に開花できなかった小野選手が怪我していなければ、この2人が日本代表の顔として何年も君臨していただろうと今でも思っているのです。


まとめ

いかがでしたでしょうか?

日本人離れしたそのボール奪取能力と迫力ある攻め上がり。
ワールドカップで大活躍した稲本選手も今年で38歳。

さすがに全盛期のようなボール奪取はできないと思いますが、コンサドーレ札幌で少しでも長く現役を続けてほしいと思います。