ゲームメイクならサッカーの歴史上NO.1「シャビ・エルナンデス」の凄さ!

ピッチ上の監督としてゲームをコントロールできるシャビの恐るべき能力

そのボールタッチ、身のこなし、首振りの回数、視野の広さ、長短のパスの精度。
そのすべてが高次元であり、シャビが試合に出ていれば相手に押し込まれる試合はないと言い切れるほど、試合中においてその影響力は計り知れません。
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シャビの能力を考えた時、スウェーデンの研究所がシャビの能力について興味深いテストをしたのを思い出した。
そのテストで、シャビに数字や図形を使った筆記テストを受けてもらったところ、シャビは置かれた状況の中で瞬時に次々と判断を下して行く能力が極めて高いことがわかったそうです。

シャビはこのテストを受けてこのように発言しています。

「僕はボールを受けた時に視野が開けるというか、自分の前にあるものを把握しているんだ。だから頭を上げて見るために失うゼロコンマ数秒を稼ぐことができて、先の状況を予見できる。これが僕のプレースタイルの一部なんだ」
 

試合中に誰よりも首を動かしているが、ピッチのどれくらいが見えているのかという質問には

「すべて見えている。特に味方の位置。どこが攻撃の起点か、スペースはあるか。パスをもらったら必ず2対1を作って攻撃をする。僕は1対1に強いタイプではない。数的優位な場所を探してベストな形で攻撃できるように、常に考えてプレーしているんだ」

身体能力的には日本人の平均とそれほど変わらないシャビがなぜ究極のゲームメーカーなのかがわかるテストと言えるのではないでしょうか。

ここでシャビの能力について何年か前から思っていることがあるので説明したいと思います。

シャビは「相手の逆を突く」プレーが反則レベルなほど巧いと思いませんか?

しかも背後からプレスをかけてきた相手でも背中に目があるかのようにヒラリとかわしますよね。

過去の名選手である「ダービッツ」はキャリアのピーク時には誰でも止めることができたと豪語していますが、「シャビとイニエスタだけは例外だった、ボールに触れることもできなかった」と発言しています。

これってとんでもないことですよね。

世界中のサッカー選手がどうしてもボールが取れないプレイヤー。それがシャビでありイニエスタなのです。

少し脱線しましたがわたくしが思っているシャビの特殊能力は「鬼ごっこやったら最強じゃない?」ってことです。ww

なんだそれは!と思うかもしれませんが、例えば足を伸ばしてボールを奪える円がセンサーになっていたとして、シャビは複数のプレイヤーに囲まれたとしてもセンサーに触れずにかいくぐる事ができるのではないかと思うのです。

そう「相手との距離感を保つ能力」が実はシャビの凄さの秘密なんじゃないかと思うのです。

ボールを持っている時はもちろん、「ボールを持っていない時(オフザボール)の動きですら相手選手との距離を保つ」のです

ボールを持っていない時も、相手が半径2メートル以内に入らないようなポジショニングをしている。

これって簡単そうでとてつもなく難しいんです。

サッカー経験者ならわかるかと思うのですが、オフザボールの時は結構違うことを考えたりするんですよね。

「あ、ベンチで交代選手が用意しているけどもしかして交代するの俺かな」とか

「前半飛ばしすぎたから少し動きをセーブしようかな」とか

もちろんシャビもいろいろなことを考えているのと思うのですが、考えていると同時に無意識レベル(バルセロナの教育と本人の才能による)で相手との距離を保っているのです。

シャビは相手を引き付けてパスを出すプレイが試合中多いのですが、相手を引き付けた後にパスを出した瞬間の軸足を見ているとそのすごさがわかるかと思います。
(ぜひこの記事に張り付けてある動画で確認してみてください)

パスを出した直後、その軸足は食いついてきた相手選手の逆方向へ体を運ぶような動きをしているのです

要は「相手の動きの逆」に動いているので、たった1秒でシャビの周りには相手選手がいない状況になります。

その「相手選手が誰もいない場所」でリターンパスを受けて、次の展開やスルーパスを狙うのです。

ちなみに、たった1秒でフリーになった瞬間に、首を振ってピッチの状況を確認します。

まさに神業ですよね。

シャビ

もう一つの卓越した技術「トラップとパスの正確さ」

シャビの神業トラップと正確無比なパスは幼少の時一人で行っていた「ある練習」に秘密があるのをご存知でしょうか?

自分のチームの練習が終わった後、父親が家に帰ってくるまでの時間で「壁当て(壁打ち)」をしていたそうです。

「壁当て(壁打ち)」なんてサッカーしている人なら誰でもやったことありますよね。

しかし、シャビの「壁当て(壁打ち)」はただの壁当てではなかったのです。

それは「わざとトラップしにくいボールが戻ってくるように壁に当てる」というもの。

トラップしにくいボールをひたすらトラップしていたんです。

時には胸を使って、頭を使って、肩を使って、ももを使って、アウトサイドを使って、インサイドを使って、インステップを使って。

そんな風に様々な種類の様々なスピードで返ってくるボールを、身体の様々な部位を意識的に使ってトラップするという練習をひたすら行っていたそうです。

ここでもう一つポイント。

わざとトラップしにくいボール」が返ってくるようにするには、トラップしにくいボールが返ってくるように蹴らなければならない」ということ。

つまり、この「壁当て」の一人練習でシャビは「正確なパス」と「身体の様々な部位を使った完璧なトラップ」を身に付けていたのです

まとめ

いかがでしたでしょうか?

中々言葉でシャビの凄さを伝えるのは難しいのですが、少しは共感していただけるでしょうか?

今回説明した「ピッチを一瞬で把握する能力」と常に頭を使って「相手との距離を保つ技術」、そして幼少期に培った「トラップと正確なパス」。

おそらくまだまだその卓越したゲームメイクの裏には秘密があると思いますので、解明できたらまた記事にしてみたいと思います。

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