アシストマシーンのエジルの凄さは「視野の広さと多彩なパス」にあり

スター軍団であるドイツ代表の司令塔として長年活躍してきた「メスト・エジル

2010年の南アフリカワールドカップで初めてエジルのプレーを見た時には「これからのサッカーシーンの主役になる選手が出てきたな」と興奮したのを覚えています。

そのプレーは左利きならではの「天才的プレー」の連続で、現代サッカーにおける「アシスト王」はエジルのものと言えるほどのパスセンスを持っているプレイヤーです。

そんなエジルも現在29歳。

ロシアワールドカップをキャリア絶頂の時期に迎えるということで、エジルがどのような活躍をするのか今から楽しみで仕方ありません。

この記事ではそんな「アシスト王エジル」のプレーの特徴や凄さについて解説していきたいと思います。
メスト・エジル
国籍 ドイツ・トルコ
1988年10月15日生まれ
身長 180㎝
体重 70㎏
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エジルの左足から繰り出される多彩なパスでアシストを量産

エジルのプレーを見ているとあるプレイヤーのプレーと似ているなーといつも思うんです。

そのプレイヤーは「中村俊輔選手」

もちろんプレースピードであったり使っているフェイントなどは違っていたりするのですが、細身の左利きの選手であること。そして左足でのボールの持ち方やキックの種類、パスを出すタイミングなど、中村俊輔選手に似たプレーヤーであると勝手に思っていたりします。

左利きの選手のボールの持ち方やパスの出し方ってなんであんなにかっこいいんでしょうか?
羨ましい限りですよねww

そんなエジルの最大の特徴であり最高の武器であるパスの凄さですが、「視野の広さ」がとにかく尋常じゃないレベルにあると思うのです。

左利きならではのパスのタイミングと、キックの種類の豊富さ、そしてその精度。そのすべてがアシストに繋がる武器ではあるのですが、「尋常じゃない視野の広さ」があるからこそ欧州NO.1のアシスト数を積み上げることが出来るのです

一番プレッシャーの多い相手ゴール近くのバイタルエリアにおいて、プレッシャーを受けながらパスをする味方を間接視野で捉え、最高のタイミングでパスを出すことがいかに難しいことかサッカー経験者ならばわかるかと思います。

プレミアリーグやリーガエスパニョーラ、ブンデスリーガという世界でもトップクラスのプレッシャーがあるリーグでそのようなパスをすることがどれだけ難しいことか・・・。

しかし、メスト・エジルが視界に捉えるのはさらに遠い味方の姿なのです。

エジルのアシストの場面を見ると、エリア内に走りこんでいる味方選手の更に奥にいる味方選手に合わせるパスを出していることがとても多いのです。

実際のピッチレベルでハイプレッシャーを受けながらその位置の味方を視界にとらえるのは思っている以上に至難の業です。

その「近い味方に合わせずにその向こう側の味方」に合わすパスを出せるからこそ「アシスト」を量産できるのです。

DFの立場からしても、長年の経験からこのボールを持っている選手はこの選手にパスを出す可能性があるなという感覚を持ってプレーしているので、実際にパスが綺麗に通ったとしても相手DFがギリギリでカットできるケースが多いのです。

それぐらい現代サッカーにおいて綺麗なアシストからゴールを決めるというのは難しくなってきているのですが、エジルの場合は「相手DFが予測できない場所の相手にパスを出せるのでDFが対応ができない」のです。

エジルの場合、天才肌の割に意外とスプリントも多くプレースピードも速い+左利き独特のボールタッチやパスのタイミングの為更に相手DFは的が絞りずらくなります。

もしもエジルが「尋常じゃない視野の広さ」という才能がなければ、欧州でも中の上ぐらいの選手で終わっていたかもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

メスト・エジルという選手は左利きのテクニシャンというだけでも希少価値の高いプレイヤーですが「尋常じゃない視野の広さ」という才能があることで「世界NO.1のアシスト王」という評価を得ているのです。

年齢的にもあと数年間しかトップフォームのエジルを見ることができないでしょう。

ロシアワールドカップや欧州最高峰の舞台で活躍するエジルのプレーに酔いしれてみてはいかがでしょうか。

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